ロレックスは高級時計として広く知られていますが、そのすべてが高く買い取ってもらえるとは限りません。
傷や汚れといった不具合が無い綺麗な状態でも、年式によっては査定額が低くなってしまうことがあります。
これはロレックスが装飾品としての意味合いが強いことに大きな理由があります。
ブランド品の価値は知名度の他に商品のデザインも大きく関係します。
デザインの良し悪しは価値観で変わるので、発売当時は人気商品だった物が後年になってその価値が大きく下がることも珍しくありません。
ロレックスも同様であり、年式によってデザインに違いがあります。
発売当時の流行に合致したデザインであっても後になってそのデザインが古臭いと忌避されてしまうことがあるのです。
流行遅れと見なされたデザインのロレックスは傷や汚れが無く、正常に作動していても査定額が低くなります。
年式によっては安価な量産品とほぼ同程度の金額になってしまうケースも少なくありません。
そのようなロレックスは中古品としての価値が無いように思えますが、時代の変化と共に流行も変わって再び価値が上昇する可能性があります。